呼吸器内科
慢性呼吸不全
下記のような肺の病気が進行して酸素を取り込む力が低下し、呼吸不全をきたしている方に、在宅酸素療法(HOT)・在宅人工呼吸器(NPPV)の導入が必要となります。
- COPD(肺気腫)の進行期
- 進行期の肺がん
- 肺結核の後遺症
- 進行型非結核性抗酸菌症
- 新型コロナウイルス肺炎の後遺症
- など
慢性呼吸不全の診療
簡易歩行テストを行い、主に歩いたとき、日常の動作をするときに必要な酸素の吸入量を決めます。
また、動脈血液ガス分析検査で、呼吸不全の状態の評価を行うことが必要です。
在宅酸素は患者様の命づなとして、長くお付き合いしなければならないものです。
生活スタイルに則した酸素機器の相談、鼻チューブやマスクによる皮膚・鼻のトラブルへの対処法、
自宅でできる毎日の呼吸器リハビリテーション法など、患者様に応じた細やかなケアをご提案します。
HOT・NPPVが必要と診断された方には、状態に応じて身体障がい者手帳(呼吸障害)の作成をご提案します。
等級によって、治療にかかる費用の負担を軽くできたり、通院費用の助成を受けることができます。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。